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ー建物の完成までに行う電気工事とは?施工内容や流れを紹介ー

住宅やマンション・ビル・ショッピングモール・学校・工場など、さまざまな建物が建設されています。それらの建物が完成するまでには、多種多様な工事があり、多くの作業員が関わっています。

 

その中でも「電気工事」については、馴染みが少なく工事内容をご存知ない方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、建物が完成するまでの電気工事の流れをご紹介します。工事の内容を知ることで、日常で使っている電気がもっと身近に感じられるかもしれません。

 

電気工事にご興味のある方や、理解を深めたい方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

1.接地工事

電気工事といえば、建物の内装に電気設備を設置するだけと考える方も多いかもしれません。しかし、建物によっては建設前の地盤調査から電気工事が始まることもあります。

 

たとえば、20mを超える地盤では雷に対する保護設備が必要です。地中梁工事の進行に合わせて、この接地システムの電気工事が行われます。

 

電気は便利なものですが、危険性も併せ持っており、雷が発生すると感電や火災などのリスクがあります。また、機器の損傷によっても同様の事故が起こり得るため、十分な対策が必要です。これを防止するために、接地銅板や銅棒などを埋める接地工事を行います。

 

 

 

2.配管工事

建物を建てる際は、コンクリートを打ち込むための型枠工事が行われ、天井材や照明器具を取り付けるために必要なインサートという部材の取り付けも行います。この作業は鉄筋工事と並行して行われることが一般的です。電線を通すための配管や、電気機器を取り付けるためのボックスを設置するのが主な流れです。

 

また、電気工事では、壁にも型枠工事の過程でスイッチやコンセントを取り付けるためのボックスや配管、電線を通す穴などを設置します。

 

 

 

3.配線工事

型枠が外されたあとは、打ち込んだ配管に異常がないかを確認しながら清掃を行い、配管に電線を挿し込んでいきます。

 

電気工事を行う範囲は、壁だけではありません。天井の下地工事を行う前に、天井内に配線や機材をスピーディーに取り付ける必要があります。内装工事の進行に合わせて設置を進めるため、作業員の連携が重要です。

 

照明器具やコンセントなどから集まってくる配線を、分電盤内のブレーカーや端子台に接続する作業も行い、コンセント設備やLAN配線の電気工事に移ります。また、屋外においては、受変電設備の設置作業も同時進行で行われます。

 

 

 

4.器具取り付け

次に行うのは、照明器具の取り付け工事です。建物によっては調光センサーの設定も行います。

 

オフィスビルや学校などでは、外の明るさに応じて照明の明るさを自動調節する機能が付いた器具を設置する場合もあります。

 

 

 

5.検査

分電盤や動力盤の配線接続が完了したら、絶縁測定を行います。漏電はないか、配線に問題がないかをしっかりと確認することが大切です。

 

建物によっては高圧引込設備の耐圧試験を行い、安全基準を満たしていることを確認します。

 

このように、電気工事では建築基準法や消防法にもとづく検査を行い、受電にいたります。

 

 

 

まとめ

今回は、建物が完成するまでの電気工事の内容や、役割について紹介しました。電気工事では、建設工事全体に遅れが出ないよう、ほかの作業と連携して進めることで、工期を守るよう努めています。また、トラブルが発生しないよう、最終確認の際は依頼主にも立ち会ってもらい、安全性を確保しています。

 

堺市を中心に電気工事を行うEcxis infinity合同会社では、現在、電気工事士として一緒に働いてくれる仲間を募集中です。現場は官公庁の施設や教育施設・工場・ビルなど、あらゆる建設物における屋内外の電気設備の施工を手掛けています。

 

電気工事に携わりたいという方は、ぜひ当社へお気軽にお問い合わせください。

 

堺市の電気工事はEcxis infinity合同会社にお任せ下さい。


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