埋設等の特別高圧電線路には電気関連設備の技術基準で、災害が起こらないように予防策が用意されています。

町中の商店や普通の家庭向けの電力は低圧、受電電圧が20,000V以上2,000kW以上契約が特別高圧の契約区分、特別高圧は鉄道会社や大工場など向けです。

電力を大量に使う施設や大きな工場で使われる特別高圧

電気設備での技術基準として電圧の区分であるのが、低圧と高圧に特別高圧です。

区分として低圧は交流が600V以下のもので直流は750V以下のもの、高圧は600V超え7,000V以下の交流で、直流は750V超え7,000V以下のものになります。特別高圧は交流が7,000Vを超えているもので、直流も7,000V超えのものです。

安全規制が厳格に定められている特別高圧の電線路で、CVケーブルの絶縁電線が特別高圧電線路には使用されています。

埋設での建築物への供給となる特別高圧電線路ですが、架空送電線路の場合だと重量増大は避けなければなりません。

きわめて電圧が高いのが特別高圧ですから、合理的と考えられないやり方が絶縁です。

敷設する際には裸硬銅より線や裸硬銅より線を碍げるやり方のため、架空送電線路は表面の絶縁はほとんどされてはいません。

地絡を招くことになる絶縁されないままの電線ですが、使用をするときに通常だとトラブル発生はないです。大地には接触しても、大地より碍子で絶縁をされているからです。

地中電線路は暗きょ式か直接埋設式または管路式からの選択

ケーブルを使うことになるのは地中電線路の電線に対して、施設は直接埋設式か管路式、暗きょ式の中から適切なやり方で行う必要があります。

車両の圧力に負けることのない耐久性が高い電線の管であること、特別高圧地中電線路は必要となる表示を2mごと行うのも管路式で気を付けることです。

車両圧力がかかわり耐久性の高さが前提なのは暗きょ式も同じですが、自動消火設備を内部に必ず設置をすること、もしくは耐燃措置を地中電線にするなどが必要になります。

衝撃から地中電線を守るために、抵抗性が大変高い板で地中電線を覆い、車両の圧力では1.2m以上の地中電線の埋設深さが必要なのは直接埋設式での施設です。それ以外であれば、埋設の深さとして0.6m以上になります。

些細な疑問でも高圧や特別高圧工事等のこと、関連したことで不明点や知りたいことは問い合わせをするのが良い方法です。

埋設物内容表示義務の定められている特別高圧の地中管路布設

地中に電線を埋設する地中埋設工事では、適したケーブル保護や、ケーブル配線に深さも正しく行うなど、適切な工事を行う必要があります。

見栄えの良し悪しからしても電気ケーブルの配線工事では、地中埋設工事で行うことによりニーズに応えることが可能です。

地中電線路と架空電線路は、電線路の中でもポピュラーです。

電線路を鉄搭や電柱を使い構築する架空電線路に、屋上などの電線路の屋側電線路、トンネル内電線路等複数の種類が電線路にはあります。

高圧絶縁電線を使用するのは高圧架空電線になりますので、使うことになるのはケーブルもしくは特別高圧絶縁電線です。裸電線使用は、特殊施設高圧架空電線以外では禁じられています。

ケーブルや絶縁電線を使用するのは低圧架空電線となり、裸電線は特別高圧架空電線での利用が可能です。

埋設物内容表示義務があるのは特別高圧地中管路布設で、電気設備技術基準解釈第120条で定められています。

絶縁電線を利用する建築物へ、埋設での供給になるのが特別高圧電線路です。

地絡となることは気にかかりますし、電流が大地に流れる原因となりますが、大地からは碍子により絶縁されてトラブルは起きません。

空中放電での地絡発生などの対策としてあるのが、電気設備に関連した技術基準の中にある離隔距離です。